2023(パネル / ボンド墨)
忘れられなかった、というタイトルで大祓詞を書いた。国境、宗教、政治は関係ない。私は日本人である。
【ステートメント】私は広島に生まれた。小学生の頃、戦争の話を聞く度に後ろ暗い気持ちがあった。日本人は悪いことをしたのかも、と漠然と思っていた。言葉に表せないトラウマを戦争を体験していないのに感じていた。日本のことが好きではなかった。
大人になって神社に勤めたのを機に日本の長い歴史に触れた。日本人が大切にしていたものを少しずつ知っていって、いつのまにか日本人としての誇りを持っていた。そして心が安定していた。若い人にも感じてほしい。子供達にも伝えたい。
生まれた国を愛せないのは自分を構成する大カテゴリーに自信が持てないということだ。そして私達の国の歴史は長く、愛されてきたものが沢山ある。愛されたから残っている。偉ぶらず、卑下せず、特別視せず、ただ、生まれた自分の環境全てを愛せるようになりますように。
